こんにちは!
もうすぐ大学入試の共通テストが始まり、この先は高校生のみならず、小中学生も受験シーズンに入りますね。
受験前日は体調を整え、試験当日にベストなパフォーマンスを発揮するために重要な日です。

よくゲン担ぎで入試前日に『トンカツやカツ丼を食べて勝つ!』って聞きますけど、良いのでしょうか?

実は、受験直前のトンカツやカツ丼は、あまりおすすめできません。
この記事では、受験前日に避けた方がよい食べもの、また反対におすすめの食べものやその理由について解説します。
受験前日に避けたい食べもの|揚げ物は注意
基本的には、普段通りの食事でお子さんのリクエストに応えてあげることがベストですが、注意しておきたい食べものを知っておくと受験に対し万全の準備ができます。
我が家でも気を付けた食べものを、紹介していきますね。
- 脂っこい食べもの
揚げ物や脂身の多い肉類・生クリームなどは消化に時間がかかり、胃腸に負担をかけるため避けた方が良いでしょう。

ただでさえ緊張し胃腸の活動が鈍っているときは、消化に時間がかかり胃もたれしやすい食べものは、前日には避けたほうがよいでしょう。
どうしてもゲン担ぎで、「トンカツやカツ丼を食べたい!」という場合は、ヒレ肉を選ぶのがおすすめです。
また、ロース肉を使用する場合は、脂身の少ない部分を選び、揚げ方を工夫(揚げ焼きやオーブン調理)すると、さらに胃腸に負担をかけにくくなります。
どちらを選ぶ場合でも、衣を薄くし、揚げ油を少なくしましょう。
- 食物繊維が多いもの
ごぼう・こんにゃく・きのこ類などは、食物繊維を豊富に含んでいるため、消化が遅く、胃腸に負担をかけることがあるため、前日に沢山食べるのは避けたほうがよい食べものです。
普段食べ慣れていない場合、下痢や便秘の原因になる可能性もあります。
- 生もの
刺身や生牡蠣などは食中毒のリスクが高いため、受験前日には控えましょう。安全のため、加熱した料理を選ぶのが無難です。
- 辛いもの
辛い料理は胃腸に刺激を与え、不調を引き起こす可能性があります。普段辛いものを食べ慣れていても、前日は控えるのがおすすめです。
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おすすめの食べもの|食事は消化の良さを重視
緊張で食欲がわかないというお子さんもいらっしゃるでしょう。まずは、エネルギー補給と消化の良さを重視した食事を選ぶことがポイントです。
- 炭水化物
緊張している場合が多いので、ご飯・うどん・おかゆなど、消化に良い炭水化物を選びましょう。特に温かいおかゆや煮込みうどんは体を温める効果もありおすすめです。
- ビタミンB1を含む食材
豚肉・卵・納豆などは糖質の代謝を助け、効率よくエネルギーを供給します。脂身の少ない部位を選ぶのがポイントです。
- 消化に良い食材
タンパク質なら白身魚・鶏ささみなどを、果物ならバナナ・りんごなど、胃腸に優しい食材を取り入れましょう。胃もたれを防ぐため、煮る・蒸すなど調理法にも気を配ると良いですね。
- 体を温める食材
味噌・生姜・発酵食品などを使った料理は体を温め、集中力向上に役立ちます。味噌汁や温かいスープもおすすめです。
おすすめメニュー例
- 寄せ鍋
鶏肉や白身魚、野菜をたっぷり使った寄せ鍋は、栄養バランスが良く、炭水化物と組み合わせることでエネルギー補給にも役立ちます。
- 味噌煮込みうどん
豚肉や野菜を加えた味噌煮込みうどんは、消化が良く、体を温める効果が抜群です。受験前日の夜にぴったりです。
- 具沢山のシチューやスープ
鶏肉やじゃがいも、人参、玉ねぎなどを使った具沢山のシチューやスープは、消化に優れ、体を温める効果も期待できます。特にクリームシチューやポトフは、栄養バランスが良く食べやすい一品です。
- 豚の生姜焼き
脂身の少ない豚肉を使った生姜焼きは、ビタミンB1と体を温める作用があります。千切りキャベツを添えると、消化を助ける効果も期待できます。
- オムレツ
卵を使ったオムレツは、ビタミンB1が豊富でエネルギー供給に最適です。簡単に作れる一品料理としておすすめです。

ほうれん草や人参・玉ねぎなどの野菜たっぷりのオムレツや、白身魚や鶏ささみなどのタンパク質とポテトのオムレツなど、アレンジもしやすいのも良いですね。
注意すべきポイント
- 食べ過ぎない
消化に負担をかけないよう、腹八分目を心がけましょう。
- カフェインや炭酸飲料を控える
カフェインは睡眠を妨げ、炭酸飲料は胃腸に負担をかけるため避けましょう。白湯やカフェインレスのハーブティなどが、おすすめです。
- 就寝3時間前までに食事を終える
夜遅くに食事を取ると胃もたれの原因になります。空腹が気になる場合は、消化に良い軽い食事を選びましょう。
まとめ|受験前日の食事で体調を万全に!
受験前日は、適切な食事と生活リズムで体調を整えることが重要です。
特に共通テストは国公立の場合、5教科8科目受験することもあり、2日連日、朝から晩まで緊張を強いられることになります。
消化に良い食材を中心に栄養バランスを考え、リラックスして試験当日を迎えましょう。

子どもの体調や様子をしっかり観察して、ベストな食事を出したいですね。

そうですね。宿泊の方も食べ慣れているものからお子さんのリクエストも交え、ホテルバイキングや食料調達するときに、この記事を参考にして万全の準備を整えてくださいね。
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