こんにちは!

寒くなりましたね。冬本番、受験生にとって体調管理は特に重要ですよね。

そうなんです。今回は先日の冬至のブログ記事で軽く触れたかぼちゃについて、さらに深堀りしたいと思います。
冬は体調を崩しやすく、特に受験を控えたお子さんを持つ家庭では、食生活を通じた体調管理が気になる時期ですね。
前回の冬至の記事でもご紹介した“かぼちゃ”は、栄養豊富で夜食にも活用しやすい食材のひとつです。
本記事では、かぼちゃに含まれる栄養と、簡単に取り入れられるレシピをご紹介します。
かぼちゃの栄養素を深堀り解説|受験生にもおすすめな理由
かぼちゃ(100gあたり)には、以下のような栄養素が含まれており、日々の食事に取り入れやすいバランスのよさが特徴です。
かぼちゃの栄養素(100gあたり)
- βカロテン:2600μg
- ビタミンC:39mg
- カリウム:43mg
- 食物繊維:3.5g

かぼちゃは体調管理に適した栄養素がたっぷり詰まったスーパーフードです。その主な栄養素とその作用について詳しくみていきましょう。
栄養素 | 主なはたらき |
---|---|
βカロテン 体内でビタミンAに |
粘膜の健康を保ち 画面を見る時間が長い人にも◎ |
ビタミンC | デンプン質が多く加熱での 損失を抑えるとされる ストレスが多い人にも |
ビタミンE | 抗酸化作用で血流にサポート 冷えにも |
カリウム | 体内バランスを保つはたらき |
食物繊維 | 腸内環境を整える |
糖質 | 脳のエネルギー源としても役立つ |
かぼちゃの栄養を最大限に活用するコツ
- 皮も利用する: βカロテンや食物繊維は皮に多く含まれているため、可能であれば皮ごと調理しましょう。
- 加熱調理で栄養吸収アップ: βカロテンやビタミンEは脂溶性ビタミンのため、オリーブオイルやバターと一緒に摂ると吸収率が向上します。
かぼちゃの簡単な取り入れ方

具体的にどのように取り入れると効果的なのか、簡単な調理方法や夜食としてのアレンジについて解説しますね。
- かぼちゃスープ
朝食や夜食にピッタリ。ミキサーで滑らかにすると飲みやすい。βカロテン+牛乳や豆乳でカルシウムも摂取。 - かぼちゃの蒸し焼き
シンプルに蒸したかぼちゃに塩やバターを少し加えるだけでおいしい!脳に必要な糖質を補給。 - かぼちゃの煮物
昔ながらの煮物は、ビタミンAとEを効率的に摂取できます。受験生にも食べやすい味付けに。
関連記事: 冬至を楽しむ|栄養と健康を支える冬の過ごし方
朝食や夜食にもピッタリな作れるスープレシピをご紹介します。
夜食にも簡単にできる|かぼちゃスープレシピ
寒い季節に体を温める優しい味わいのかぼちゃスープ。
かぼちゃは受験期の子どもはもちろん、40代以降の私たち母親世代にも取り入れやすいおすすめ食材です。
温かいスープは心を落ち着ける助けにもなります。そんなやさしい一杯の作り方をご紹介しますね。

材料(4人分)
- かぼちゃ:320g(種と皮を取り除き、一口大にカット)
- 玉ねぎ:100g(薄切り)
- 豆乳:200ml
- 水:400ml
- コンソメ:小さじ2(約6g)
- 塩:少々(調整用)
作り方
- 野菜の準備:かぼちゃは皮と種を取り除き、一口大に切ります。玉ねぎは薄切りにしておきます。
- 野菜を煮る:鍋に水(400ml)を入れ、かぼちゃと玉ねぎを加えます。中火で加熱し、野菜が柔らかくなるまで10~15分ほど煮込みます。
- スープを滑らかにする:火を止めてスープを少し冷まし、ブレンダーやミキサーで滑らかにします。さらに滑らかな食感を求める場合は、裏ごし器を使うとクリーミーに仕上がります。
- 味付けと仕上げ:鍋に戻し、豆乳(200ml)とコンソメを加えます。再び中火にかけ、塩で味を調整したら完成です。
ポイント
- 滑らかさを追求するなら裏ごしを
ブレンダーだけでなく裏ごし器を使うと、口当たりがさらに良くなります。 - アレンジ自在
- 豆乳を生クリームに置き換えれば、コクのある仕上がりに。
- バターやオリーブオイルを少量加えると風味がアップします。
- かぼちゃの甘みを活かして
塩加減は控えめにすることで、かぼちゃ本来の自然な甘みが際立ちます。

かぼちゃスープは、夜食にもおすすめです。アレンジも紹介しますね。
夜食にかぼちゃスープが最適な理由
- 消化が良い:かぼちゃスープは柔らかく、消化に優しいため、夜遅くに食べても胃腸に負担をかけにくいです。特に疲れた体には最適です。
- 栄養バランスが良い
βカロテンやビタミンE は抗酸化作用がありストレスや疲れにサポート
糖質 が脳のエネルギー補給に
豆乳や牛乳の使用でタンパク質やカルシウムもプラス - 体を温めてリラックス効果をもたらす:温かいスープは冷えた体を優しく温め、リラックス効果をもたらします。寝つきを良くする効果も期待できます。
- 軽めの量で満足感がある:かぼちゃスープは、少量でも満足感を得られるため、夜遅くの食べ過ぎを防ぎつつ、空腹感を和らげます。
スープだけだと足りないと感じる時のアレンジ
- タンパク質が不足しがち
かぼちゃスープにはビタミンや糖質が含まれますが、タンパク質が少ないため、腹持ちが悪く、朝まで空腹感を感じる可能性があります。 - エネルギー不足の可能性
受験生や疲れている人には、もう少しエネルギー源をプラスしたいところ。
✅おすすめのワンプラス食品
かぼちゃスープと相性の良い軽いメニューを追加すると、バランスが良くなります。
食品 | ポイント |
---|---|
全粒粉パンや クラッカー |
糖質+食物繊維を補える スープに浸して食べると 満足感アップ |
ゆで卵やミニオムレツ | 手軽にたんぱく質を補給 スープに添えるだけでバランス◎ |
小さなサラダ | レタスやトマト アボカドでビタミンをプラス ドレッシングは オリーブオイル+レモン汁で ヘルシーに |
チーズやナッツの トッピング |
粉チーズやナッツ パンプキンシードで コクと栄養をプラス |
ナッツや種子類 | アーモンドや パンプキンシードで 良質な脂質を補える |
ヨーグルト(無糖) | 食後に添えて 乳酸菌で腸内環境サポート |
季節ごとのかぼちゃの特徴
これからの季節(冬)でもかぼちゃは手に入るので、参考にしてみてください。
- 夏~秋(6月~12月)冬至に向けて
主に国産かぼちゃが多く、主に 6月~9月 に収穫され、甘みを引き出すために追熟されます。そのため、特に美味しい時期は 9月~12月 です。冬至にも最適ですね。
新鮮な味わいが楽しめます。ホクホクした食感と甘みが特徴です。 - 冬~春(1月~5月)
輸入かぼちゃが中心。国産に比べると水分が多めで、甘みがしっかりしてます。
冬(1月以降)でも手に入りやすく、滑らかな食感でスープに向いています。
まとめ|受験期を家族で支える、やさしい食生活の工夫

かぼちゃって本当にすごいんですね!受験生の夜食にもピッタリな食材だとは思いませんでした。

そうなんです。かぼちゃは体調管理に役立つだけでなく簡単に調理できるところも魅力です。特にスープは、忙しいときでも手軽に作れて、夜食にも朝食にも使える万能メニューですね。
豆乳や牛乳を使ったり、卵やチーズを添えたりすることで、食事の栄養バランスが整いやすくなります。
寒さが気になるこれからの季節には、体を温めるメニューとしてもぴったり。家族でほっとするひとときを楽しんでみてくださいね。
また、受験を支えるご家族、とくに私たち母親自身の健康を保つことも忘れずにいたいものです。
ちょうど更年期と重なる方も多い時期。体調や気持ちが不安定になりがちな中で、お母さんが元気でいられることは、家族全体の安心にもつながります。
受験は子どもだけでなく、家族みんなで乗り越える大切な時間。無理をせず、食事で栄養やリラックスを意識しながら、心と体を整えて過ごしていきましょう。
ご質問やご相談は、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。一緒に健康的で充実した生活を目指しましょう。
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