こんにちは!

最近、チョコレートが高くなっているので、代わりにココアパウダーっていうのは、どうなのでしょうか。

気候変動や供給の問題でカカオ豆の収穫量が減ってしまったのが原因で、チョコレートの価格が高騰しています。
チョコレートの代替としてココアやキャロブが使えるのか、一緒に考えてみましょう。
カカオとココア、どちらもカカオ豆を原料とする食品ですが、チョコレートが高騰している今、ココアがその代わりとしてどの程度活用できるのか気になるところです。
それに加えて、最近注目されているキャロブパウダーもあります。
本記事では、カカオとココアの違いを整理し栄養素の比較や健康効果、代替としての可能性としてキャロブパウダーについて詳しく解説します。
カカオとココアの基本的な違い
✅カカオとは?
- カカオ豆や、その加工度の低いもの(カカオマス、カカオニブなど)を指します。
- カカオバターを多く含み、濃厚な風味と高い栄養価を持っています。
✅ココアとは?
- カカオ豆を発酵・乾燥・焙煎し、粉砕後にカカオバターを除去したものがココアパウダー。
- ココアには「純ココア」と「調整ココア」の2種類があり、調整ココアには砂糖や乳製品が加えられています。
ココアはチョコレートの代替品になる?
✅ 栄養面での比較
- カカオには カカオバター が含まれているが、ココアにはほとんど含まれていない。
- カカオポリフェノール の含有量はどちらも豊富で、抗酸化作用や血流改善に役立つ。
- カカオの方がカロリー・脂質が高め、ココアはヘルシーな選択肢となる。
✅ 味と満足感の違い
- チョコレートはカカオバターのコクがあるため、濃厚で満足感が高い。
- ココアはサラッとした口当たりで、甘みを加えないと満足感がやや低め。
✅ 料理やお菓子作りでの代替
- ピュアココア+甘味料+ココナッツオイル で、チョコレートのような味わいを再現可能。
- 焼き菓子やデザートにピュアココアを使えば、低脂質・低カロリーでヘルシー。
- ミルクやナッツと組み合わせると、コクや風味をプラスできる。
カカオの価格高騰により、チョコレートだけでなくココアの価格も上昇しています。
特に、カカオ豆を原料とするすべての製品(ココアパウダー、ココアバター、チョコレートなど)は影響を受けています。
🔹 ココアの価格が上がる理由
- カカオ豆の供給不足 : 主要生産国(コートジボワール、ガーナなど)での気候変動や病害が影響。
- 需要の増加 : チョコレートメーカーだけでなく、健康志向の人々がカカオやココアを積極的に摂取。
- 輸送コストの上昇 : 世界的な物流の遅延やコスト増加が価格に反映。
ココアはチョコレートよりカカオバターの影響を受けにくいため、値上がりの幅はチョコレートほど大きくないようですが、それでも価格は徐々に上昇しています。

代替策として、カカオを使わないキャロブパウダー(イナゴ豆) を取り入れるのも選択肢の一つですね!

キャロブパウダーはどんな味なのですか?ココアとどう違うのですか?
キャロブパウダーとココアの違いと特徴

キャロブパウダーはイナゴ豆(キャロブ豆) を乾燥・粉砕したもので、ココアの代替品として使われることが多いです。
では、具体的にどんな味で、ココアとどう違うのか見ていきましょう!
キャロブパウダーとは?ココアとの違い
特徴 | キャロブパウダー | ココアパウダー |
---|---|---|
味 | ほんのり甘い | ビターでほろ苦い |
苦味 | ほぼなし | あり (特にピュアココア) |
カフェイン | ゼロ | あり |
ポリフェノール | 少なめ | 多め |
食物繊維 | 多い | 比較的少なめ |
糖質 | やや高め (自然な甘み) |
低め (甘みなし) |
✅キャロブパウダーの味
キャロブパウダーは、自然な甘みがあり砂糖を加えなくてもほんのりとした甘さを感じられます。
ココアよりも苦味や渋みが少なく、香ばしい風味が特徴です。ナッツやキャラメルのようなコクがあり、ココアのような香りを持ちながらも、軽めでマイルドな印象があります。
✅キャロブパウダーのメリット
キャロブパウダーはカフェインを含まないため、妊娠中の方やカフェインを避けたい人にも安心して使えます。
また、自然な甘みがあるため、砂糖の量を減らしても美味しく仕上げることができます。
さらに、食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果が期待できます。
✅キャロブパウダーの使い方
キャロブラテとして牛乳や豆乳に溶かせば、ココアのように温かい飲み物として楽しめます。
また、焼き菓子に加えれば、ココアの代わりとして甘みのあるクッキーが作れます。

さらに、ココナッツオイルやナッツ、レーズンピューレと組み合わせるとチョコレートのようなスイーツを作ることもできますよ。
ヘルシー豆腐ティラミス

🍰 材料(2~3人分)
✅ クリーム部分
- 絹ごし豆腐 … 150g(水切り不要)
- ギリシャヨーグルト … 50g(または水切りヨーグルト)
- はちみつ … 大さじ2(またはメープルシロップ)
- バニラエッセンス … 少々
✅ コーヒーシロップ
- インスタントコーヒー … 小さじ2
- お湯 … 50ml
- ラム酒(お好みで) … 小さじ1
✅ スポンジ部分
- ビスケット(全粒粉やオートミールクッキーでもOK) … 6枚程度
✅ 仕上げ
- ピュアココアパウダーまたはキャロブパウダー … 適量
🍴 作り方
- 豆腐クリームを作る:材料を混ぜて滑らかにする。
- コーヒーシロップを作る:コーヒーをお湯で溶かし、ラム酒を加える。
- ビスケットをシロップに浸して容器に並べる。
- クリームを塗り、再度ビスケットとクリームを重ねる。
- 仕上げにココアパウダーを振り、冷蔵庫で2時間以上冷やす。
🌿 ポイント
- ヘルシーな仕上がりにするなら ピュアココアを活用!
- クリームに カカオバターやココナッツオイル を加えるとコクUP!
- ビスケットの代わりに オートミール を使うとさらに健康的!
炊飯器ケーキ(グルテンフリー)
豆乳と菜種油を使用し、米粉とおからパウダーで作るヘルシーなケーキです。

炊飯器で簡単に作れるのでオーブン不要!ココアや キャロブパウダーを選んで、お好みの風味を楽しめます。

🍰材料
✅ 基本の材料
- 米粉 … 120g
- おからパウダー … 20g
- ベーキングパウダー … 小さじ1.5
- ココアパウダー or キャロブパウダー … 20g
- きび糖(またはてんさい糖) … 40g
- 豆乳 … 150ml
- 菜種油 … 30ml
- 卵 … 2個
- バニラエッセンス … 少々(お好みで)
🍴作り方
- 生地を作る:ボウルに卵を割り入れ、きび糖を加えて泡立て器でよく混ぜ、さらに豆乳・菜種油・バニラエッセンスを加えてさらに混ぜる。
- 粉類を加える:米粉・おからパウダー・ココアパウダー(またはキャロブパウダー)・ベーキングパウダーをふるい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜる。(粉っぽさがなくなり、全体がなめらかになったらOK)
- 炊飯器で焼く:炊飯器の内釜に薄く菜種油(分量外)を塗り、生地を流し入れる。炊飯モード(通常炊き)で40~50分。
- 仕上げ:炊飯器から取り出し、粗熱を取る。お好みで、上からココアパウダー(またはキャロブパウダー)をふりかける。
🌿ポイント&アレンジ
- しっとり感を出したい場合 : 豆乳を大さじ1~2追加すると、ふんわり仕上がる
- 甘さ控えめが好みなら :砂糖を30gに減らし、甘酒を大さじ2加えるのもおすすめ
- より濃厚な味わいが欲しいなら :キャロブパウダーはそのままでOK、ココアパウダーを使う場合は砂糖を少し増やすと◎
どちらを選ぶ?
- ココアパウダー : ほろ苦くビターな風味が楽しめる
- キャロブパウダー : ほんのり甘みがありカフェインなしでやさしい味
炊飯器で簡単に作れるヘルシーケーキ!朝食やおやつにぜひ試してみてください!
まとめ|ココアやキャロブを使い分けて美味しく健康的に!
チョコレートの価格が高騰している今、ココアやキャリブパウダーで、健康的でコストパフォーマンスの良い代替品として活用できます。

濃厚な味わいを求めるなら 高カカオチョコレートを適量。ヘルシーに楽しみたいならピュアココアを。やさしい甘み&カフェインなしならキャロブパウダーがおすすめです。
それぞれの特性を理解し、上手に使い分けて、おいしく健康的なスイーツを楽しみましょう!
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