こんにちは!
皆さん、散歩は好きですか。私は、目的なく歩くのが苦手だったのですが・・時々、次男の自主練に付き添い陸上競技場に行く度に、その周辺を歩くようになり、季節の移り変わりを楽しめるようになりました。
一昨日の日曜日も、陸上部の次男が自主練習をするというので、一緒に陸上競技場へ出かけました。
彼がスタートラインに立つ姿を横目に、私は競技場の外にあるジョギング・散歩コースをいつものように歩きました。
秋の澄んだ空気が気持ちよく、歩くたびに少しずつ体がほぐれていくのを感じました。
忙しい日々の中で、こうして自然の中をのんびり歩く時間は心の栄養になりますね。
散歩コースには、ちょうど見頃を迎えた美しいイチョウ並木が続いていて、その鮮やかな黄色が目を引きました。
足元にはたくさんのイチョウの葉が敷き詰められ、まるで黄色い絨毯のよう。
風が吹くたびに、葉がひらひらと舞い落ちる様子がとてもきれいで、思わず立ち止まって見入ってしまいました。
そのとき、私の前を歩いていた老夫婦が目に入りました。
お二人とも少し背中が丸く、ゆっくりとしたペースで歩きながら、時折立ち止まってはイチョウの葉を拾い上げています。
旦那さんが拾った葉を見せると、奥さんがうなずきながら笑顔で答える。そんなやりとりがとても微笑ましくて、こちらまで心がほっこりしました。
きっと何十年も一緒に歩んできたお二人なのでしょう。イチョウの葉一枚一枚に何か特別な思いを感じているようで、その姿を見ていると、自分もこんな風に穏やかな時間を楽しめるようになりたいなと思いました。
日常の中で、こうして立ち止まって自然の美しさに目を向けたり、心が温かくなる瞬間を感じることの大切さを改めて実感しました。
特別なことではなくても、小さな幸せがそこかしこに散らばっているんだな、と気づかされたひとときでした。
次男はその後、無事に練習を終え、充実した表情で戻ってきました。イチョウ並木の風景と老夫婦の姿を思い出しながら、私も少し心が軽くなった気がします。
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