こんにちは!
子育てをしていると、つい子どもの成績や日々の行動が気になり、「もっと頑張ってほしい」「ちゃんとやっているのかな?」と心配になることがありますよね。
親として子どものことを心配するのは自然なことです。
学校の成績、友達関係、健康、将来の進路…次々と不安が押し寄せてきます。
私自身も、そんな気持ちを持ちながら日々試行錯誤してきました。
しかし、心配ばかりではなく、子どもを信頼することも、成長にとって大切な要素です。
今回は、私が実践している「心配」と「信頼」のバランスについて、いくつかのエピソードを交えてお話ししたいと思います。どなたかの参考になれば嬉しいです。
親の心配が子どもに与える影響
親が子どもを心配するのは愛情の表れですが、過度な心配は子どもにプレッシャーを与えたり、「自分は信用されていない」と感じさせたりすることがあります。
特に思春期以降は、親からの信頼が自己肯定感に直結するため、親の言動が子どもに与える影響はとても大きいのです。
例えば、「ちゃんと宿題やったの?」という毎日の確認が、子どもには「信用されていない」と映ることもあります。
逆に、「自分で時間を管理しているね。さすがだね」と声をかけることで、子どもの自立心を刺激することができます。
信頼する勇気
信頼とは、ただ任せるだけではなく、子どもが失敗してもそれを見守る心の準備をすることです。親はつい「失敗させたくない」と先回りしがちですが、小さな失敗を重ねることで子どもは学び、成長します。
ポイント:
- 小さなチャレンジを応援する
- 失敗しても責めず、「次はどうする?」と一緒に考える
- 結果ではなく努力を褒める
成績表を見ても感情的にならない理由
子どもが学校から成績表を持ち帰ってきたとき、私は感情的にならないように気をつけています。
理由は、私の両親がとても厳しくて、毎回、怒らてれて萎縮していまっていたからです💦
その代わりに、こう聞くようにしています。
「この成績で満足してる?していたら良いよ。この調子で続けよう!」
「もし満足じゃないなら、この先どうしたい?」
怒ることで親の期待を押し付けるのではなく、子ども自身が成績をどう捉えるかを尊重しています。
この方法を続けていると、子どもは自然と自分の状況を見つめ、次のステップを考える力を身につけていきました。
成績表は、単に結果を示すものではなく、子どもが自分と向き合うチャンスだと思っています。
結果に固執せず、そこから何を学ぶかを一緒に考える時間を大切にしています。
勉強への声かけの工夫
勉強に関しても、確認するつもりで「やったの?」と聞くと、圧のように感じてしまいますよね・・。
確認するのではなく次のような声かけを心がけています。
「何時からスタートする?」
「今日は何の勉強をする予定?」
こうした質問は、子どもが自分で計画を立てるきっかけになります。
親が細かく指示を出すよりも、自分で考える力を育てることを優先したいと考えています。
例えば、ある日子どもが「今日は数学の問題集をやる」と答えたら、「それを終えるのにどれくらい時間がかかりそう?」と聞くこともあります。
これにより、計画性や時間管理の意識できるようになります。
そして、「わからなかったら、言ってね。教えるし、一緒に調べるし」と伝えています。
ひとりで孤独を感じることがすくなくなるかなと思っているからです。
心配と信頼のバランスをとるには、親自身が冷静であることが大切だと思っています(そうじゃない日も実際ありますが💦)
そのために、私は以下のことを意識しています。
自然と育むことができま心配と信頼のバランスをとるコツ
- 情報を整理する
心配していることが本当に必要なことか、自分に問いかけましょう。「これを心配する理由は何だろう?」「解決策があるか?」と考えると、冷静になれます。 - 必要以上に先回りしない
子どもが失敗しそうなとき、親はつい手を出したくなりますが、時には見守る勇気も必要です。小さな失敗は大きな学びにつながります。 - 結果よりも過程を評価する
「頑張ったね」「ここまでやれたことがすごいね」と、結果だけでなく努力を褒めるように心がけています。 - 自分を信頼する
まずは親自身が「自分は子どもを育てる力がある」と信じることが重要です。その自信が、子どもへの信頼にもつながります。 - コミュニケーションを大切にする
日常の会話を増やし、子どもの考えや気持ちを知ることで、安心感が得られます。信頼の土台は、普段のコミュニケーションにあります。 - 親もリラックスする
心配しすぎないために、親自身がストレスを溜めないようにしています。趣味やリフレッシュの時間を持つことで、子どもと向き合う心の余裕が生まれます。
食卓での会話が信頼へつながる
家族全員でご飯を食べるとき、みなさんはどんな話をしていますか?
「いただきます!」と言って、黙々と食べるだけ…なんてこともありますよね。でも実は、食卓での会話って、親子の信頼関係を築くのにとっても大事な時間なんです。
もちろん、いきなり深い話をする必要なんてありません!ちょっとした会話の積み重ねが、子どもとの距離をぐっと近づけてくれますよ。
なぜ食卓での会話が大事なの?
- 子どもの気持ちを知るチャンス
学校での出来事や友達との関係、ちょっとした悩み…普段なかなか話してくれないことも、食卓なら自然と口にしてくれることがあります。
たとえば、「今日どうだった?」と聞くだけで、「体育の授業で転んだけど楽しかった!」なんて意外な話が聞けることも。 - 安心感が生まれる
「親は自分の話をちゃんと聞いてくれる」と感じると、子どもは安心して心を開けるようになります。その結果、悩みや失敗も話しやすくなっていくんですよ。 - 家族みんながリラックスできる
ご飯を食べながら笑い合うと、それだけで家の中がいい雰囲気になります。親がリラックスしていると、子どももリラックスして自然に会話が弾むものです。
試してみたい!食卓での会話のヒント
- 「今日一番楽しかったことは?」と聞いてみる
これ、めっちゃおすすめです!みんなが話しやすいテーマなので、会話が広がりやすいですよ。「体育の鬼ごっこが楽しかった!」とか、「給食のカレーが最高だった!」なんて話が始まると、思わず笑顔になります。 - ポジティブな話題を選ぶ
食卓では、できるだけ楽しい話をしましょう。たとえば、「今度の休みにどこ行きたい?」とか「最近ハマってるものは?」など、ワクワクする話題がおすすめです。 - 親も自分の話をする
子どもだけに質問するのではなく、親自身も自分の出来事を話してみましょう。「今日はこんなことがあってね」なんて軽くシェアすると、子どもも安心して話せるようになります。
まとめ
食卓での会話は、特別なことじゃなくてもいいんです。ちょっとした質問や笑顔のやりとりが、子どもとの信頼を深める第一歩になります。
今日の夕食から、「今日どうだった?」って軽く聞いてみるだけでもOK!きっと、新しい発見や楽しい時間が待っていますよ。
子どもを信頼し、見守ることは簡単ではありません。しかし、私たち親が信頼することで、子どもは自分の力を信じられるようになります。結果的に、それが子どもの成長につながります。
心配と信頼のバランスをとりながら、親子で成長していけるような関係を築いていきたいですね。あなたはどのような方法で子どもを見守っていますか?よかったらご意見くださいね。
こうした声かけのスタイルに変えてからは、子どもが勉強を「やらされるもの」ではなく「自分で決めるもの」として捉えるようになったと感じています。
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