こんにちは!
みなさんは「舌痛症」という言葉を聞いたことがありますか?
私は、この症状を初めて経験したときは戸惑い、不安でいっぱいになりました。
同じような悩みを抱える方々の参考になればと思い、今日は私の体験と試した方法についてお話ししたいと思います。
舌痛症とは|主な症状は灼熱感
舌痛症(Burning Mouth Syndrome, BMS)は、舌や口腔内に痛みや灼熱感を感じる症状ですが、外見上の異常がないのが特徴です。原因が明確でない場合が多く、診断や治療が難しいことがあります。
主な症状
- 灼熱感:舌や口の中が焼けるような感覚。
- ジリジリする痛み:舌の先端や側面に感じることが多い。
- 乾燥感:口が乾いた感じがする。
- 味覚異常:苦味や金属のような味を感じる場合もある。
- 症状の悪化:通常、日中に症状が悪化し、夜間には軽減することが多い。
原因
舌痛症の原因は完全には解明されていませんが、以下のような要因が関係していると考えられています:
- 心理的要因
- ストレス、不安、抑うつ。
- ホルモンバランスの変化
- 更年期の女性に多く見られる。
- 神経障害
- 舌や口腔内の神経機能の異常。
- 栄養不足
- 鉄分、亜鉛、ビタミンB群(特にB12)の不足。
- その他の要因
- 口腔内のアレルギー反応や刺激物(辛い食べ物や歯科材料)。
- 特定の薬剤の副作用。
私の症状の始まり|火傷のようなジリジリした痛み
この症状が始まったのは、現在大学1年生の長男が高校3年生だったときです。
受験シーズンが本格化する9月頃、突然、舌がジリジリと火傷をしたような痛みを感じ始めました。
その痛みは数週間続き、会話が不快に感じたり、神経を逆なでされるような痛みで眠れないほどでした。
不思議と食べている間は、不快感はなかったので、ガム噛んだり、氷をなめたりしていました。
診断までの道のり|自覚していなかったストレス
色々と不安になり、ネット情報を元に、最初に訪れたのは口腔外科でした。
ですが、舌に目立った異常は見つかりません。その後、内科で血液検査を受けましたが、貧血やその他の数値にも異常なし。
痛みが続く中、数回の通院を経て最終的に「舌痛症」と診断されました。
医師からは、「舌痛症は原因がはっきりしないことが多く、主にストレスが関係している」と説明されました。
また、私のようなアラフィフ世代で特に女性に多いそうで、院内の雑誌から抜粋した記事のコピーを頂き、解説をしていただきました。
心当たりとして浮かんだのは、仕事と長男の大学受験・・。
仕事に相変わらず謀殺されていましたが、長男の成績や模試の結果も比較的順調だと思っていたので、私自身、ストレスを自覚していませんでした。
医師からは「受験生がいるだけで、知らず知らずのうちにストレスが溜まるものだからね・・」と言われ、驚きました。
いつ治るとも言えないし、人によっては長引く・・というものでした。
処方された漢方薬「白虎加人参湯」を飲み始めましたが、効果を実感することは難しく、他にできることを探すことにしました。
大根おろしを毎食プラス|イソチオシアネートの抗炎症作用とは
そんな中、私が取り入れたのが「大根おろし」です。
大根おろしを選んだ理由
大根に含まれる「イソチオシアネート」という成分が炎症を抑える作用があるので、試してみようと思いました。
身体を冷やしてしまうかも・・と思いましたが、舌が熱を持っているような感覚があったため、大根おろしは冷たくちょうど良かったのです。
具体的な量と頻度|現在の状況
毎食、大根おろしを大さじ2杯分ほど取り入れることを心がけました。
これを2ヶ月続けた結果、痛みは次第に和らぎ、やがて症状が落ち着きました。
現在でも、ジリジリとした感覚を感じるときは、大根おろしを食べるようにしています。
すべての人に結果が出るとは限りませんが、私にはこの方法が合っていたようです。
舌痛症をはじめ、身体の異変を感じたときは自己判断せず、まずは必ず医療機関を受診してくださいね。
そのうえで、自分に合う方法を見つけていくことが大切だと感じます。
まとめ|心身からのSOSをキャッチしよう
私のように、アラフィフ世代は、さまざまなストレスがついてまわります。
更年期と子どもの受験や反抗期、また介護に被る方もいらっしゃるでしょう。
自分で気づかないうちに頑張り過ぎて、体調不良に陥ってしまうこともあると思います。
不調は、心や身体からのSOSです。ぜひ、ご自身を大切にしてください。
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