大寒時期の冬疲れに!身体を温める旬の食材と栄養で健康管理

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こんにちは!

Blossomフリーランス管理栄養士のRICO です。

冬本番の寒さが訪れる「大寒」は、私たちの体にとって試練の時期。

しかし、この季節ならではの旬の食材を上手に取り入れることで、寒さに負けない元気な身体を作ることができます。

特に受験期や成長期のお子さん、更年期に差し掛かったお母さんにとって栄養バランスの良い食事は健康管理の鍵です。

本記事では、大寒を健やかに乗り切るための健康法と、体を温める旬の食材を活用したヒントをご紹介します。

大寒はいつから?一年で最も寒さが厳しく冷え込む時期

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「大寒(だいかん)」は、二十四節気の一つで、毎年1月20日頃から2月3日頃までの約15日間を指します。

一年で最も寒いこの時期は、外の寒さだけでなく、なんとなく体も疲れやすく感じることが多いですよね。

でも実は、この「大寒」の季節には体を温めて元気にしてくれる旬の食材がたくさんあるので取り入れてみましょう。

大寒に旬を迎える食材と栄養

この時期に特におすすめの旬の食材を取り入れることで、成長期の子どもたちと更年期のお母さんが必要とする栄養素を効率的に摂取できます。

  • 大根: 冬の大根は甘みが増し、消化を助ける酵素やビタミンCが豊富です。免疫力アップやに役立ちます。
  • 白菜: カリウムが豊富で、体のむくみを解消する効果があります。鍋料理にすると、体を温めながら栄養をしっかり補給できます。
  • 金柑: 喉を潤し、風邪予防に役立つ金柑は、特に受験期の子どもたちにおすすめです。皮ごと食べられるので、効率よくビタミンCを摂取できます。
  • レンコン: 縁起が良いとされるレンコンは、食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるので体調管理にぴったりです。

縁起物にも栄養がたっぷり

大寒の時期には、縁起物を取り入れて健康と運気を願う習慣がありますが、どの食品も栄養もたっぷりです。特に受験生やお母さんにとって、身体も心も元気に保つために以下の食材が役立ちます。

  • 大寒たまご: 大寒の日に産まれた卵は、特に栄養価が高く、健康運や金運をもたらすと言われています。たまごはビタミンB群が豊富で、受験期の集中力やお母さんの疲労回復にも最適です。卵焼きやオムレツなど、朝食に取り入れることでエネルギーをチャージしましょう。
  • ブリ(鰤): 「出世魚」として知られるブリは、DHAやEPAが豊富で、脳の働きをサポートします。受験生の記憶力向上や、お母さんの血液循環を助ける効果が期待できます。ぶり大根や照り焼きで、家族の食卓を彩りましょう。
ぶりの栄養については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事: ブリの日!冬の味覚・ブリ(鰤)の魅力と栄養を徹底解説

  • 寒仕込みの味噌や甘酒: 発酵食品は腸内環境を整え、免疫力を高める効果があります。自家製の味噌や甘酒を作って、家族みんなで温まりながら健康をサポートしましょう。

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  • point: 縁起物としても人気の旬の食べ物には、とくに栄養がギュッと凝縮されているので、身体が必要としている栄養素を摂ることができます。また物価高騰の中、比較的安定的に手に入るのも良いですね。

冬全般に役立つ健康管理法

寒い季節を健康的に過ごすためのポイントを以下にまとめました。

  1. 温かい食事を意識する: 鍋料理やスープを取り入れて、体の芯から温まりましょう。生姜やニンニクなどの香味野菜を活用するのも効果的です。
  2. 乾燥対策をする: 部屋の湿度を適度に保ち、水分補給を心がけましょう。特に温かいお茶やスープは喉の潤いにも役立ちます。
  3. 適度な運動を心がける: 家の中でできるストレッチやヨガで、血行を促進し、寒さによる筋肉のこわばりを防ぎましょう。
  4. 規則正しい生活リズムを保つ: 冬は日照時間が短くなるため、体内時計が乱れやすいです。早寝早起きを意識し、生活リズムを整えましょう。

子どもの集中力を高める食事

受験期の子どもたちの集中力をサポートするための食事ポイントをご紹介します。

  • 朝食をしっかり摂る: 朝食を摂ることで脳にエネルギーが補給され、集中力や記憶力が向上します。全粒粉パンやご飯、卵、果物などバランスの良いメニューを心がけましょう。
  • オメガ3脂肪酸を意識する: 魚(特に青魚)やナッツ類には、脳の働きをサポートするオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。おやつとしてナッツを取り入れるのも良い方法です。
  • 鉄分を補給する: 鉄分は酸素を運ぶヘモグロビンの生成に重要で、集中力にも関わります。ほうれん草やレバー、豆類を意識して摂取しましょう。
  • 間食に注意する: 甘いお菓子やジュースを避け、果物やヨーグルトなど血糖値の急上昇を抑える間食を選びましょう。

家族で楽しむ大寒の過ごし方

  1. 家族で縁起物料理を作る: 子どもたちと一緒に大寒たまごを使った料理やぶりの照り焼きを作ることで、コミュニケーションを深めると同時に食育にもなります。
  2. 発酵食品を取り入れる: 寒仕込みの味噌や甘酒などを取り入れることで、季節を感じながら健康的な食習慣を楽しめます。
  3. 親子で体を温める工夫をする: 温かい鍋料理を囲む、足湯をするなど、体を温める習慣を取り入れるとリラックス効果も高まります。

まとめ|大寒の旬と健康の知恵で冬を乗り切る

大寒は、受験期の子どもたちが集中力を高め、お母さんが元気に家族を支えるための大切な時期です。旬の食材や縁起物を取り入れることで、体も心も温まり、家族全員が健康に過ごせる工夫を楽しみましょう。

「Blossom 食×マインド」では、食を通じた家族の健康と幸せをサポートするアイデアをお届けしています。この大寒の季節を活かし、成長期の子どもたちとお母さんの健康を一緒に育んでいきましょう。

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